Alex Henry Fosterにこの質問をしたかったんだ
Jul 29, 2020
僕は今オフィスにいる。「Snowflakes In July」の配信ライブで感じた最高に激しい気持ちを少しでも長く感じるために、自分の時間をとっているよ。なんという1日だったんだろう。自分がたった今、経験したことを実際に理解するのは難しい。Alexのアルバム『Windows in the Sky』を、既に全曲、Upper Roomで演奏したなんて。どの曲も、まるで僕らにとっての巡礼の旅のようだった。分かりにくいかもしれないけど、なんか今はそう感じるんだ。
いつも、配信ライブが終わった直後、僕はすごく興奮して、熱くなってるんだ。経験したばかりの瞬間にある精神が衝動となって、アドレナリンが出まくってるみたいな。そして、全てが終了したあとは、どんなに肉体的にも気持ち的にも疲れ切っていようと、チームのみんなも含めてみんなで”祝う”時間をとるんだよ。自分たちが経験したことの真髄について、その本質を味わうことが、僕らにとって大事なことだから。今回のライブは僕ら個人個人にとって、いつもとは少し違っていたから、そうするのは特に大事だったんだ。別に今回のが、他のより重要だとか特別だというわけじゃないよ。けど、色々な意味でいつもとは違ったんだ。
実は、ここ数日、少しAlexのことが心配だった。彼はいつもより静かで、自分の”ゾーン”の中にいるようだったんだ…僕らの場合、どのライブもユニークだから、Alexの瞑想的な状態がどんな演奏や瞬間へと導くのだろうかと思っていた。ライブについては全然心配してなかったんだけどね。でも、僕はAlexの思慮深い視点に浸かりたかったんだ。その責任があるからってだけでなく、僕らがバンドとして持つコネクションを通してユニークなものを生み出そうっていう彼の招待に応えたかった。そして、個人としても、心を開いて感情的になるように。だって、僕らはそういう生きものだから。それはいつだってチャレンジなんだ。特に、Alexが言うには:”自分に正直になり、直感に従って、そこに浸ること。僕の気持ちを真似ようとしなくていい。それじゃ、全てを台無しにするよ”ってことだから…まぁ、ここはズルなんてできない場所だっていうのが分かったでしょ?笑
だから、Alexが心の奥底から叫び、それが“Sorrows you lied to me”(悲しみ、君は僕に嘘をついた)から“I will conquer darkness and make it shine…”(暗闇に打ち勝ち輝かせる)へと発展していくのを聞いて、なんという”解放”なんだろうかって思って、僕は自分のベースラインに集中するのが難しかった。
「The Love That Moves (The End Is Beginning)」の歌詞を初めて聞いたとき、とても驚いたのを覚えてるんだ…なんてパワフルなんだろうって。なんて感動的で、興味深いんだろうってね。それは立ち上がって、輝いて、あらゆる障害を越えて、高みへと向かうためのポジティブな招待なんだ。たとえ、そして特に、自分たちの人生で理解することも、認めることもできないときにこそ。
人生は時に全くフェアじゃないことを投げつけ、そんな状況にどう反応して良いのか、どう対処して良いのか分からない時がある。今みたいな世界的な危機とかね。そしてだからこそ、僕は“to conquer death and make it shine”(死に打ち勝ち、それを輝かせる)ための、生きる意志に感銘を受けたんだ。それはマントラではなく、コミットメント。時に人生そのものから身を守るために僕らが建てる壁を超えて、歩み続けるという誓い。自分を曝け出すのは簡単じゃない、というか、実際、恐ろしいことだ。だけど、僕は”それがどんなに大きな代償であろうとも、自分の暗闇に打ち勝って、輝かせたいし、それにコミットしたい”…今日のライブは、ある意味、僕にとってこういうことだったんだ。
ここ数年、僕らは多くの暗闇や深い谷底に直面した。けれど今日、この言葉“... and I will make it shine…”(僕はそれを輝かせる)は、ただの信仰の言葉じゃなくて、そうであればいいなと願うものでも、リマインダーでもなく、今や僕らの一部となって体現されるものだ!まるで讃美歌のような、これまで以上に豊かになっていくもの。だからこそ、この曲をUpper Roomスタジオから、Alexの真後ろで演奏できたことで、この先の道がどんなに長かろうとも、2020年7月26日は、僕の心と魂の中で永遠に鳴り響くと深く信じてる。
というか、この特別なチャプターが最初に開花した、2018年11月、東京での『Windows in the Sky』先行リスニングパーティーから、今に至るまでをね。これほどまでに、カラフルで、説得力がありながら、意味深いものを僕は見たことがない。その証拠に、Alexが言ったように”人生が人生を創る”んだ…そして、これまでにないほど、僕らはみんな今、この瞬間を最大限に味わいたいと思ってる。この先に来たるものが何であろうと”輝く”と知っているから…
"誰もが生きてると感じたい"!
Alexとのインタビュー
配信ライブでステファニーのインタビューを受けたAlexだけど、配信終了後に僕もAlexにインタビューしたんだ!今、この時に何を感じているのか知りたくてね。ある旅路の終わりであり、始まりである今…少しのヒントをあげるよ:”ヴァージニア、森、作詞、読書…ニューアルバム” ;)
この旅を感動的なものにしてくれて、ありがとう!不完全だけど、正直なものだ!また今週ニュースを送るよ。「Snowflakes in July」のEPカバーを送るから…!もちろん誰よりも先に見てもらうためにね!
安全に、そして、思いっきり生きてね!
君のガイドであり友人
Jeff