Alex Henry Fosterより「Lavender Sky」のEPをプレゼント!
Jun 18, 2020
君と君の愛する人たちが元気に過ごしていると良いな!僕らの方は、先週末に開催した「Lavender Sky」の生演奏ダイレクトカット・イベントのために準備をし始めたときから、色々なことが次々と起きて、かなり生き生きしてるよ!この旅路を分かち合えて、すごく感謝してる!音楽として始まった旅だけど、今は、その枠に留まらない、より偉大なものになったと思う。だって、このプロセスを通して僕らは一緒に成長してきたから。毎回集まって、曲を通して自分たちを表現するのは、とても慎ましく、穏やかだったよ。正直、そんなに簡単なプロセスではなかったけどね。
自分たちが抱えていた感情を音で表現するために、毎回、全員で深く掘り下げなきゃいけなかったんだ。僕らは自分たちの気持ちを表現して、みんなと分かち合いたいと強く思うからこそ、そうするのに正しい精神やマインドセットを見つけるのは簡単じゃない。Alex Henryは、今、世界で起きていることに敏感だからこそ、無観客ライブに向けたジャムは、気持ち的に激しいものであり、そこにある意味において重く、だけど、僕ら自身、お互いをより近く感じられたんだ。だって、僕らはみんなで一緒に戦っていたから。宝物はいつだって、お互いに共有する解放の中に存在するんだ。
前回のメールで、僕は、Alex Henryの曲が生演奏するたびに違うアレンジがなされ、彼自身の成長と共に曲も発展していくということについて会話をした動画を見せたよね。実はあの後、何時間も会話を続けたんだ!特にライブ後、何か自分たちの中で変化を感じたから。君たちと一緒にこういう瞬間を分かち合えることが、どれだけ恵まれた特権であるかについて話し、みんなのコメントやメッセージにどれだけ感動したかについて話たんだ。
大きな声で叫べる安全な場所を探している人たちへのオープンな招待を提供するだけでなく、他人への思いやりや、許しが持つ癒しの力、そしてたった一瞬でも家だと感じられるような安心感を信じる心について、考える時間をとることは、僕らにとって大事なことだった。
実際、バンドの生演奏ライブ配信の数時間後に、再び「Lavender Sky」の新しい解釈について、この曲の元となったもの、そこから広がった新しいメロディーや歌詞について話をしたんだ。混乱…引き金が引かれる…見知らぬ他人から、また別の他人へ…気分すら良くならないものへの信仰を保つために…たとえAlex Henryが心にどんなことを抱えているのか、完全に理解することができなかったとしても、こういうヘヴィな言葉を聞くだけで、彼にとって、光へと手を伸ばすこと、その光の輪を僕らと、君たちと分かち合うことが、どれだけ重要であるかを感じることができたと思う…
そして、会話の最後に、この曲のオリジナルの意味を君たちとシェアしても良いか、Alex Henryに聞いてみたんだ!彼はもちろん承諾してくれたよ。僕らが持つ繋がりがどれだけ貴重で意味のあることかって言いながらね…でも、一つだけ条件を出されたんだ…それは、君にプレゼントとして、今週金曜日に公式リリースされる、この曲のフルEPをあげること…
というわけで「Lavender Sky」の無料デジタルダウンロードのリンクを置いておくよ:
楽曲「LAVENDER SKY」の誕生
この曲の最初の歌詞を書く前から、曲のタイトルは頭にあったんだ。「Lavender Sky」(ラベンダー色の空)は、タンジェ滞在中の夕方に毎日見ることができた紫とピンクが混じり合う美しい空を僕なりに描写したもの。
あの空は何となく、父を自由にしてあげるための招待だった。父の死を受け入れ、ようやく悼むことができ、過去の経験と和解し、僕が信じた嘘がどれだけ複雑であろうと、自分や周りの愛する人たちを染めていた深い悲しみを認めない限り、自分の人生で前に進むことはできないって受け入れることができた。それが、この歌詞の始まりだったんだ。「受け入れること」について。
でも、プロダクションを始めてすぐ、最初に書いた歌詞がどこか遠くに感じたんだ。そこにあった感情がどう、というわけではなくて、その言葉にある意味に対しての僕のアプローチが少し違うと感じた。だから、しばらく、この曲は端に置いておいたんだ。言葉やプロダクションを無理に進めたくなかった。たとえ、オリジナルの歌詞を特に気に入っていたとしてもね。けど、”このいい感じの言葉が、いい感じの曲になるように、いい感じの方法を見つけよう”っていう作詞セッションをするくらいだったら、インストゥルメンタルの曲にするか、楽曲をアルバムに入れない方向でやったほうがマシだ。
その数週間後、アルバムトラックのファイナルミックスを準備していた時に、ようやく歌詞を書き直し始めた。今度はよりダイナミックなアプローチで。言葉にこだわるんじゃなくて、その意味と意図にフォーカスを置くことにしたんだ。そうして、その後1時間もしないうちにヴォーカルトラックのレコーディングをした。その新しい閃きは、恐れを認めることと、その意味合いを隠すためなら何でもするという心理。そして、僕はより大きな視点にフォーカスを当てた。自分が何をしようと、何を信じようと、根なし草のような個人になる感覚について…
”見知らぬ人から、また別の人へ”…それが曲の中心になったんだ。この一言によって、僕が感じていた他の人たちへの距離だけでなく、自分が抱えていた感情をどれだけ引き離し、心の奥深くで否定していたかを表現することができた…そして、このシンプルな言葉を表現してから、歌詞にあるその他の言葉をどうしようかと考えるよりも、単純に感じることができたんだ…感情の乏しさから、心温まる正直さまで。
このメールを読む時間をとってくれて、どうもありがとう!何か質問があったり、コメントしたかったりしたら、遠慮なくメールに返信してね!喜んで、君からのメッセージを読むよ!
だから、今後もしも何か聞いて欲しいことがあれば、僕に送って!そして、曲を楽しんでね!
君の友人であり、ガイド - Jeff