実験と逸脱…枠の外で生まれるもの
Jul 22, 2025
こんにちは!
今週もAlexワールドは、音楽三昧です🎵 まだタイトルも付いていない、そしてアルバムに入れられる楽曲に育つかどうかも、まだ分からない曲のセッションを見せてくれました!!
下の動画よりお楽しみ下さい↓↓

ご覧いただけるのは、Fajar Soul Dwellerスタジオでの作曲セッション!
この曲に取り組んでいたAlexですが、少し行き詰まってしまったので、閃きを得るためにバンドメンバーを呼んで、その場で作曲セッションをしました。
ここでの目的は曲を完成させることではなく、自分たちの心や魂そのものを音にすること。正解や完成度ではなく、その曲を自らが「体現する」ことでした。この没入的なプロセスはAlexにとって、一種の儀式(Ritual)であり、自分自身の内面を解き放つ行為です。
というのも、Alexにとって最も大切なことは、技術的な上手さではなくて、「真実」だから!自分の内面や人生を音楽でどう表現するかが、最も大切なんですね。芸術とは直感的で、自由であるべきであって、他人の評価を気にしていては、創作の本質から離れてしまいます。
アンディ・ウォーホルの言葉にもあるように、アートは「理解される」べきものではなく、感じてもらうものだ、というのが根底にあるのです。
”アートを作ろうなんて考えずに、ただ作るんだ。
それが良いか悪いかは、他人に決めさせればいい。
みんなが判断している間に、もっとたくさん作ればいい。”
ーアンディ・ウォーホル
Alexが少年時代に受けたギター教室での先生が、テクニックを重要視する、型にはめるスタイルだった経験から、それに反発する意識も育っていったんだろうとも振り返っています。NirvanaやJoy Divisionといった、自分が大好きになったバンドの曲を弾きたくても、それを「ゴミだ」と否定された経験が、逆に今の自分の道を見出すきっかけになったんだとか。
Alexにとって創作は、精神のバランスを保つものであり、生きる上でのリズムでもあります。病気からの回復期に、リハーサルや作曲セッションが、心と身体の再生に深く結びついていたことも不思議ではありません。
だからこそ、ライブDVD『A Nightfall Ritual』には、普段は公開しないような、プライベートな創作の舞台裏を収録することにしたんだそうです。それは、単なるおまけではなく、自分の音楽の「見えない要素」に触れようとする感情的かつ直感的な探求の証でもあるのです。
“僕らはフランス語で話してるし、バンドを自分なりの言葉で指揮してるんだけど、歌詞を書いたり、楽器のパートをその場で作ってる様子も見れるよ。でも一番大事なのは、感情にまかせて直感で音を探していく、そのプロセスを実際に感じてもらえること。僕が“音楽の中の見えないもの”って呼んでる部分に触れようとしてる姿を、そのまま見てもらえる。それが僕にとってはすごく大事だったんだ。
言葉が何であれ―“サブバージョン(逸脱)”でも“トランスグレッション(越境)”でも“意図性”でも―結局は、自分がどれだけの気持ちや覚悟を持って、ひとりの人間として進化し続けようとしてるかってことなんだと思う。僕の場合、それが創作にもつながっていく。やってることが本当に自分自身を映し出してるなら、その瞬間瞬間が変化の真っ只中であっても、そこに意味が生まれる。
あとのことは…まあ、なるようになる。でも、それがやがて「意味のある何か」になっていくんだよね。
Life creates life ― 人生が人生を創る。"
「表現」という活動にとても興味がある私ですが…Alexたちの音楽を聴いて、勝手に涙が出てきたり、胸ぐら掴まれるような感覚になったり、ものすごく穏やかな気持ちになったりするのは、Alexたちが言葉や音や演奏で、自分の中にある内面や曲が持つ感情を体現しているからなんだろうな…なんてことを思った投稿でした。
益々、今後のスタジオでの活動が気になりますね!!!要注目です!
AHFアンバサダー
Momoka
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PS:日本語で全然構いませんので、Substackの投稿に気軽にコメントしたり、楽曲の感想など教えて下さい!Alexも喜びます〜🎵