Alexたちのタンジェ滞在7週目 - そして最後の週
Aug 05, 2025
こんにちは!
お元気ですか?Alexたちのタンジェ滞在も残り数日となりました!
先週もSubstackでの更新が盛りだくさんだったのですが、Alexたちがスタジオ作業を通して経験している「自由」にフォーカスして語ってみました。また新しい楽曲ティーザー#3もアップされてるので、お見逃しなく!
"今日、僕らが祝っているのは「自由」だよ。それは誰かがお金で買えるものではなく、自ら選んで受け入れるもの。
夢に向かって動き出すのに、完璧な状況を待つ必要はないんだ。どんな夢であっても、すべてはその本質を少しずつでも体現することから始まるのさ。" - Alex Henry Foster
タンジェにあるホテルLa Maison de Tangerのオーナーになってから4周年記念のお祝いについて話した際に、綴ってくれた言葉です。
この投稿の最後に、Alexは皆さんの大切な夢は何ですか?と聞いています。良かったら、ぜひコメントして教えて下さいね!
📸 今週の写真 by Jeff


今週の音楽 by Jeff
2007年に公開された映画と彼らのサウンドトラックは、僕の人生を変え、視野を大きく広げてくれるような作品だった。それ以来、人生のさまざまな季節に寄り添ってくれる存在であり続けているよ。グレン・ハンサードの飾らないアプローチと、感情的で情熱的な歌声が、いつも心に響くんだ。
だからこそ、彼らが再び一緒に活動を始めたと知ったときは、本当に嬉しかった!新しいアルバムを聴くのを楽しみにしていたよ。そして実際、そのアルバムは本当に素晴らしかった!
2012年、テキサス州オースティンでの彼のコンサートのあと、たまたまトイレに向かう途中で、グレン本人と会って、言葉では言い表せないほど印象的な会話を交わすという、信じられないような体験をしたんだ。まさか彼がそんな場所で観客と話しているなんて…!
そのとき、彼の作品がどれほど大切で、どれだけ多くの人にとって希望となっているかを、直接伝えることができたよ。ちょうど彼がソロアルバム『Rhythm and Repose』をリリースしようとしていた時期で、「どうかこの道を進み続けてください」と伝えたんだ。
あの瞬間は、僕の中で永遠に色あせない思い出だよ!
No Music, No Life…!

本から受けたインスピレーション by Jeff
デヴィッド・ボウイの最後の作品をめぐる本『ブラックスター・セオリー』を読み終えようとしている今、特に心に深く残ったのは、「Lazarus(ラザロ)」という曲についての一節。人生、死、死後の世界という大きなテーマに対する彼の考え方が、聖書と、30歳という若さで悲劇的に命を絶った詩人シルヴィア・プラスとの比較のなかで語られていたんだ。
ボウイの「Lazarus」は、人生と死、そして超越についての不気味でありながらも心に残る考察。死のわずか数日前にリリースされたこの曲では、まるで“あの世”から語りかけてくるような声が描かれ、死が最終的な変容として受け入れられている。聖書のラザロに言及しながらも、ボウイは単なる宗教的な意味にとどまらず、「芸術」を通しての復活という概念を示唆しているんだ。死は終わりではなく、通過点。僕はこの捉え方に、美しさと希望を感じたよ。
著者は、ボウイの「Lazarus」と、似たテーマを扱ったシルヴィア・プラスの詩「Lady Lazarus」を比較していた。プラスの作品では、死が個人的でありながらも演劇的な体験として描かれている。でもボウイの穏やかな別れとは対照的に、プラスの復活は怒りと反抗に満ちているんだ。彼女は痛みを力へと変え、何度でも蘇る自分を見つめる者たちを嘲笑う。
二人にとって、死は単なる終焉ではなく、変容。死後でさえも、人は芸術・記憶・神話を通じて再生されることを彼らの作品は教えてくれる。「死を避けることはできなくとも、その意味を変えることはできる」と思い出させてくれるんだ。そういう意味で、「Lazarus」は単なる曲ではなく、「Lady Lazarus」も単なる詩ではない。どちらも、僕たちは肉体を超えて、“声”と“炎”と“芸術”によって生き続けるのだという宣言なのさ。
夏で暑い日々かと思いますが、体調に気を付けつつ、自分に刺激を与えて、思いっきり楽しみましょう!
AHFアンバサダー
Momoka
Substackコミュニティでの更新



