Skip to content

Country

Language

Alex and myself in a New York State of Mind!

ニューヨークの気分を味わうAlexと僕!

やぁ,

元気かい?土曜日の午後がゆっくりと夜になろうとしているとき、僕はニューヨーク、ブルックリンにあるラガーディア空港のエアカナダラウンジに座っているよ!搭乗まであと75分あるから、僕とAlexのニューヨークでの旅について書くことにしたんだ。先週の水曜日に着いてから、ずっと素晴らしい時間だった!久しぶりに最高の3日間を過ごして、今はすごく良い気分なんだ!

もしも、Alexが投稿したビデオを観ていなかったら、ぜひ観てね!彼のマネジメント会社のオフィスを紹介してるんだ。ニューヨークのあらゆるレジェンドについて言えばさ、音楽業界を影で支える人たちの中でも、In De Gootはオリンポス山の高みにいると言えるよ!

2025年4月 In De Gootのオフィスを訪問するAlexと僕

 

僕は2022年末、Alexが初めてマネジャーを付けたいって言ったときのことを覚えている。驚いたんだ。だって、15年ほどずっと完全に独立してやってきて、何よりも、自分の創作世界に“侵入者”を入れると、Alexの場合、上手くいかないことが多いと知っていたから。だってさ、きっと君も感じてると思うけど、Alexはとても、とても、とーっても自由な人だから!でも、Alexはマネジャーを見つけるよう言い続けたんだ。2023年、自分は心臓手術後の回復に時間を費やすだろうから、その間、マネジメントという聖杯を見つけるために、僕は世界を飛ぶべきだ、ってね。  

残りのミーティングの時間、僕はAlexにマネジャーを付けるとはどういうことかを説明せずにはいられなかった。

  1. 彼らがAlexと直接話すこと(嫌いなんだ)
  2. 物事を提案されること(聞きたがらないんだ)
  3. Alexのアイディアに同意してくれないかもしれないこと(そんなことは考えられない)
  4.  僕じゃなくて、彼らがAlexの名の下に色々な場所へ行って、キャリア形成に欠けているピースを集めに行くこと(Alexにとって、それは手放すのがとても難しいこと)
  5. 彼らが最善だと思うものに基づいて、予定を立てられること(Alexにとっては、太陽の上で暮らすくらい現実味のない話) 

でもさ…彼の友人であり、ここ数年で何人ものマネジャーに会うチャンスがあった者として、僕はAlexが望んでいた精神を念頭に置き、彼にぴったりのパートナーを見つけることを願って、2023年中に9つの音楽カンファレンスに出席したんだ!

あれは2023年の3月だった。僕はロンドンから帰ってきて、すぐにニューヨークへと向かった。毎回、この素晴らしくて、盛大な街に足を踏み入れるたびに、ニューヨーク出身の僕の大好きなアーティストたちについて考える。そして、毎回それをするたびに、この街が国際的なレベルでどれだけ重要な街かについて気がつくんだ。それは、いつだってとても慎ましくて、その感覚が好きだよ。だって、自分よりも大きな何かの一部になっている感じがするから。全ては精神、意味、目的から始まる。多くの人に知られていることや、理解されていることを越えた何かへと注ぎ込む勇気をどれだけ持っているかについて。最終的な結果は誰にもコントロールできないけど、それが本物で正しいなら、気にすることなんてない…!

ニューヨークには、ピンクの星と名前がゴールドで描かれたハリウッド大通りはない。だって、この街は全てが通りの番号とアヴェニューについてだから。40年代のビートジェネレーション、60年代に起きたグリニッジ・ヴィレッジの雰囲気やカルチャー、70年代のCBGBなどの素晴らしいパンクバンドたち、80年代のノーウェーブ/ノイズアーティストたち、それに続いて90年代には、ラップ/ヒップホップが世界を変え、00年代には、Yeah Yeah Yeahs、Interpol、The Strokesなどの美しいミュージックシーン…これまでの音楽的貢献は数えきれないほどだし、想像もできないほどだけど、それを知らなければ、それを感じることも難しいだろう。だって、この街は過去のアーティストたちをお祝いすることについてじゃないから。ニューヨークの街は眠らないし、止まらないし、昔を振り返らない。自分の情熱と献身を捧げることを恐れない人たちや夢をみる者たちを歓迎し続け、育て続けている…!

ニューヨークは、その様々に違う鮮やかな物語のタペストリーとして知られていて、それはよく反抗心、野望、夢、そして逆境における人間的な精神を映し出している。それこそ、おそらく、僕がマネジャーをこの街で見つけたいと深く願っていた理由なんだろう。だって、僕らの歴史、雰囲気と精神のあらゆる側面とフィットすると思ったから。

2023年4月 In De Gootのオフィスを初めて訪問した時のAlexと僕

 

僕は水曜日の午後、とあるオフィスに向かった。受付の人が「すぐにBillが来ますので」と言って迎えてくれた。でも、僕には何も聞こえていなかった。自分が見ているものに感動して、ちょっと別の世界に飛んじゃったんだ。全てがぼやけてさ。というのも、ここ15年間でたくさんの音楽業界のオフィスに足を運んだけど、見たことない光景が広がっていたんだ。そこはまるで、15〜20人が働いている、ロックンロールの殿堂のようだった!もしも、あの壁が歌えるなら、掲げられたレジェンドたちのフェスティバルが一年通して開催されるだろう!この場所の全てが全くもって最高で、鞄からパソコンを取り出して、みんなに混ざって仕事し始めようかと思っちゃったよ!それくらいインスピレーションに溢れていて、とても歓迎的だったんだ…!僕にとって夢のオフィスが存在し、そして、今まさにその扉の前に立って、運命の出会いとなったミーティングを始めようとしていたんだ…心の中でこの場所が、僕らが探していたものだと良いなって強く願いながら。

僕は、この音楽業界内での、いわゆる"レジェンド”と言われる人たちに会ったことがある。そういう人たちは、たいてい、人として尊敬できない人たちだ。だから、僕の頭を過ったのは、今僕が見ているものの背景にいる人物やチームは、そういう音楽業界のレジェンドたちの頂点かもしれない…ってこと!

「何か用かい、坊や?」とBillが言った。僕が、彼とAlison(会社の社長)と一緒に、オフィスの他の場所と同じくらい立派な個室に座ったときのことだった。それが実際に意味していたのは「さっさと済ませよ。俺にはあと45秒くらいしか時間がない。君みたいなヤツのためにね。だから、とにかくその時間を無駄にすんなよ…!」っていうこと。少なくとも、その時の僕の頭の中では、そう聞こえたんだ。で、いざ始めたわけだ…!Alexのこと、僕たちのこと、僕らがどんな存在で、何を信じていて、どんなことを成し遂げてきたか、そして誰にも頼らず、自分たちの力でやってこれたんだってこと、全部を語ったんだ!

「素晴らしいじゃないか、おめでとう」とBillは言った。「でも俺にとって大事なのは音楽だ。今、聴ける曲はあるか?」えっと…そんなことは初めての経験だった。普通、みんな僕らの活動や何をしているのかに興味を持ち、音楽は後回し(もし、そのチャンスがあるなら)だって、これはビジネスで、業界だから。でも、Billは違った…!オフィスのメインの扉には、“It’s The Music Stupid!”(音楽だ、バカタレ!)というステッカーが貼られている。それが会社のモットーなんだ。バンドのビジネスの側面を担うようになってから長く経つけど、そんなものを見たのは初めてだった!業界の人は、誰もがそう言うさ、大事なのは音楽だってね。でもね、結局、実際にはそうじゃないんだよ。

というわけで、Alexのマネジャーになる人なら、長い曲も楽しめる人じゃないといけないと思って、12分55秒の「Summertime Departures」(モントリオール国際ジャズフェスティバルでのライブ映像)を再生することにしたんだ。君には当たり前に思えるかもしれないけど、こういうミーティングでは、全く当たり前のことじゃない。だって、なるべく早く心を掴みたいからね。Billのような人の場合は特に!

彼らが聴いている間、僕は立ったままだった。その光景はすごかったよ!僕は心の中で「結果がどうあれ、少なくとも、僕は楽しんだし、このオフィスで、13分もの曲を最後まで彼らに聴かせることができた」と思っていた。あの12分55秒は、本当に長く感じたよ!!!そうして、BillとAlisonが二人とも「とても惹きつけられる!」と言ったんだ。僕は「え、どういう意味?」って感じだった。そして、Billが僕の肩を掴んだから、あぁ、紳士的な方法でこのまま帰らせられるんだ!と思っていたら、彼は他の人たちのオフィスへと僕を連れていき、その日、オフィスにいた人たち一人一人を僕に紹介し始めた。彼らの話しをし、どのくらい一緒に働いているのか、どれだけ彼らが、このファミリーの価値に基づいた素晴らしいグループの成功に欠かせない存在かを話してくれたんだ。これまで生きてきて、こんな経験は初めてだった!

一番最近の人で8年間ここで働いているらしい。ということは、コロナの間でもBillはみんなをキープするようにしたということ。それは、Alexと僕がそうしたのと全く同じ空気が息づいていることを意味していた!Billは僕らと同じ精神を持っている。そして、この時、人生で初めて、僕らがずっと探していたものを見つけたのかもしれない…と思っていた!でも、すぐに判断すべきじゃない。ここ15年間で、数えきれないくらい断られてきた。今、Alexは回復中だから、次のアルバムはすぐには出てこない。ということは、それまでの時間に計り知れないほどの愛が必要であることを意味する。

あれから2年、Alexはこの素晴らしい場所、精神、人々をビデオを通して、君と分かち合っているよ!In De Gootは、神様が僕らに与えてくれた贈り物だ。毎週、いや、毎日、彼らが個人的に関わって、勇気づけてくれる深い愛がなかったら、この音楽の旅路が続いていたかどうか、分からない!

Alexのビデオは、ただの紹介動画ではなくて、人生の祝福であり、偉大さを祝ったもので、新しい時代の幕開けをお祝いしたものなんだ。全てが可能に思える場所というだけでなく、本当に可能であって、それは僕らが考えるあらゆるレベルにおいて、そうなのさ!

みんなで一緒に僕ら自身をお祝いし続けよう!それでは、アルバム『A Nightfall Ritual』の一部であり、2024年7月27日の夜にケルンのDie Kantineで演奏された「The Son Of Hannah」のライブ演奏を楽しんで!!!

お互いに寛容になろう!

君のチーフオペレーターであり友人,
Jeff 

Older Post
Newer Post

Shopping Cart

Your cart is currently empty

Shop now