僕らの質問にAlexが答えてくれたよ!
Apr 01, 2025
やぁ,
元気かい?エイプリルフールの日だね!もし、イタズラとかするなら、思い切り楽しんで!だって、そういうのは笑いを生むし、笑うことは人との関係において、必要不可欠なことだから。真面目な笑いよりも、ふざけた笑いの方が強い絆を作るパワーがあると思うんだ!君はAlexのそういう側面について、僕ほど知らないかもしれないね。けど、世界でAlexほどイタズラするのが好きな人はいないよ…!
ここ十数年でAlexが僕らに仕掛けたイタズラを毎週、話していくべきかも!Alexはそれについてもパッションに溢れてるからさ、ネタは尽きないよ!だから、4月1日が別に普段と変わらない日なら、遊び心に再び火をつけて、1年に1回だけじゃなくて、ライフスタイルにしよう!先週、Alexのヴァージニアの家にバンド全員が集合して、今日、今君がこれを読んでいるとき、誰も部屋から出ずに、4月2日になるのを今か今かと待っているはずだよ。"安全に”いつもの生活やすべきことに戻れるようにね…!
これはYour Favorite Enemiesの初期の頃を思い出す。僕らがみんな近所だけど違うアパートに住んでいた頃、イタズラはほぼ日常の出来事だったんだ。そして、誰かが、というか、ほとんどがAlexが誰かに仕掛けるイタズラなんだけど、それが徐々にエスカレートしていって、いっつも「もう2度とやらないようにしよう!」っていうレベルになって終わる…!これは、今でも、変わらないことの一つだよ!
これまでエイプリルフールの日やAlexのお気に入りであるハロウィンの日にやってきた、可笑しくて、はちゃめちゃなことを色々思い出すと本当にニヤけちゃうよ!
でも今日は、『A Nightfall Ritual』の旅の始まりをお祝いしているから、プロジェクトについて君たちの数人から受け取った質問をAlexに送るより最高のお祝いはないんじゃないかと思ったんだ…!
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『A Nightfall Ritual』についてAlexとのQ&A
『A Nightfall Ritual』(黄昏の儀式)は、夢のようでもあり、告白のようでもあるタイトルだけど、このタイトルで掴もうとしていたものは何?それはお別れ、それとも始まり、またはその間?
人は誰しも人生の目的や、自分の居場所を探していると思う。それは、色々な形でやってくる。成長するにつれて、出会いと別れを経て…僕らが最も深く必要としているものは変わらない。そうじゃないっていくら思ってもね。それは違う形をしているかもしれないし、別の感覚に対応してるかもしれないけど、最初の印が外れることは稀だ。それは、僕たちの潮の満ち引きのような感情の起伏そのものだと捉えている。そして、僕らの体は60〜70%が水でできているから、心の望み(魂でも、精神でも何でも好きに呼べば良いけど)は、おそらく、同じ渇望の要素が互いに結びつき合うことで、より広い割合で形作られているのだろう。
それを踏まえて、僕はいつだって、そういう望みを満たすために経験する儀式に魅了されてきたんだ。宗教的なものや、スピリチュアルなもの、ありふれた日常的なものから、自己中心的、自己犠牲的なものまであるだろう。でも、僕らみんな一つや二つは持っているんだ。それがシンプルでも複雑でも、公のものでも、プライベートでも。誰もがそうしてるのさ。それをベースに考えを巡らせたんだ。アルバムのタイトルっていうだけでなく、僕や僕らみんなにとって、あの交流がどれだけ意義深いものだったかについて。それが、のちに『A Nightfall Ritual』のイメージのインスピレーションとなったのさ。
僕がコンサートをエンターテイメントの集まりとして考えていないことは、もう知っているよね。それは神聖なことなんだ。純粋な恩恵の瞬間。全く違う人生を歩んできた、経歴や生い立ちの全く違う、広範囲に渡る独自性をもった人たちが、心地良いゾーンの型を破り、誰もが与え、受け取るような、自分の意思によって確かなものになる場所へと入り込む。何か(それぞれが違うものを望んでいるだろうけど、その奥深くはきっと一緒)を経験したいと望む個人のより大きな集まりの中に、複数の友人たちとして集まっている。僕らが受け取るものや、与えるもの…夜の終わりには、誰もあまり覚えておらず、誰も特に気にしていない。だって全ては、自分たちが参加した瞬間へと完全に身を捧げることによって、どんな自分になったかについてだから。”心の中”で深く解放しようと、少し離れたところで立っているだけだったとしても、もしも、その部屋にいる僕らみんなで一緒に経験したことが、本物で正直なものだったのなら、僕らみんなそれぞれ内側から”輝く”光を放つんだ。僕はそう思ってる。
そして、親密で献身的な儀式が、僕ら個人的な願いを満たすように、それは、目に見えない影響を伴う、形のない感覚を具現化する。それをアルバムのタイトルで描きたかったんだ…だって、あの夜、僕はまさにそれを経験したから。
この創作中に意義深いものとなった特定の儀式や行いを話してくれる?
僕はハミングの練習に集中的な落ち着きを見つけたよ。コンサート前のウォームアップの一部なんだけど、自分が今まで感じたり体験したことをその瞬間まで振り返りながら、自分が持っているものをできるだけ手放す時間なんだ。触れたいものを視覚化する方法でもある。でももっと重要なのは、それが一時的に自分だけの時間であり、心と魂を預けて、後でその夜に他者と交わりたいと切望している目に見えないものの輪郭を見極める時間だってこと。

君の音楽は記憶と現在の間の対話のように感じられる。このアルバムに入れるべきだと感じた特定の記憶や思い出はある?
コンサート全体かな。大好きな思い出がたくさん詰まってる。そのどれも、僕の旅を形づけてくれた人々や瞬間によって特徴付けられてるんだ。あの夜は、今でも発展している美しさから生まれたものなんだよ。まさに、人生の流れのようにね。そして、「僕ら」をお祝いするためにたくさんの人たちが集まっているのを見たとき、照明が消えたあとも、ずっと長く続いていくだろうって確信したんだ。
ライブ演奏はいつだって君のアーティスティックな表現の中心だった。過去のライブからのエネルギー、特に前回の夏のフェスティバルツアーAscending in Bright Lightsは、このアルバムのサウンドとストーリーにどう影響したの?
影響していないかな。実際、あれが"IT”(他に変えられない最高の瞬間)だったんだ。交流のエネルギーを純粋なまでに体現していた。だから、君が言っているサウンドやストーリーは、終わったあとも、つかみ続けたいと願いがちな形ある要素を越えて、目に見えないシナジーの表現となっているんだ。でも、それは何度だって経験されるべきもので合って、思い出すものじゃない。どれだけノスタルジアが美しくて、必要不可欠でも、時空を超える瞬間は、続いていく動きによって何度でも特徴付けられたいという意思を通して、進化し、変化し続ける…そして、だからこそ、ライブ演奏での交流が最も大切な表現だって信じてるんだ。

アルバムのアートワークとビジュアル要素はとても印象的。こういう瞑想的な動きと瞬間で、君が自分自身を不滅のものにするのは初めて。『A Nightfall Ritual』のビジュアル美学はどうやって生まれたの?また、それは音楽の感情的な風景をどのように反映している?
みんなと分かち合い、交流し、それぞれが新しい意味を持てるようにデザインされた音楽のヴィジュアルの中心に自分を持ってくるのが嫌いだったとしても、『Windows in the Sky』ではヴェールの後ろに立ち、『Standing Under Bright Lights』では光と影の中に溶け込んでいる。『A Nightfall Ritual』で、僕は感情的な降伏、高揚、そして、あの夜に感じた歓喜を表現したかったんだ。だから、この写真を見たとき、たとえ自分自身を思い切り表紙に持ってくるというアイディアに気乗りしなかったとしても、この写真がコンサートのソウルフルなエッセンスを掴むだけでなく、完全に体現していると分かっていた。たとえ、もう一つ僕が大好きな写真があって、そっちを表紙に持ってこようかとも思ったんだけどね。でも、まぁ、それはまた別のQ&Aで…きっとね!
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ぜひ楽しんで!そして、もちろん、いつでも聞きたい質問があれば送ってね!
お互いを大切にしよう!
君のチーフオペレーターであり友人,
Jeff