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Like a Snowflake, Uniquely Magnificent and Grievingly Impermanent - So Real!

一瞬だけ咲く独特の美しさをもった雪の華のようにー本物だ!

君が元気だといいな!限定&コレクター旋盤カットレコード「Snowflakes in July」をゲットするチャンスを掴んでくれた人たちの中で、Facebook生中継でAlexに名前を引かれたラッキーな人たちを発表できて、とても嬉しく思ってるよ!みんな、おめでとう!この素晴らしい旅路が、これで終了したなんて、なんだか信じられない!

オンライン上にみんなで集まって、この素晴らしいコレクターレコードの最後を締めくくれたのは最高だった…!このシリーズに参加してくれたみんな、本当にどうもありがとう。僕らがみんなで一体となって、この瞬間を生み出すことができたと思う。

Alexと僕は、いつだってシンプルに集まる方法や、分かち合い、思い出を作り、意味深い時間を過ごす方法を見つけようとしてるんだ。そして、音楽はそれを生み出す完璧な架け橋だと思ってる。また、The Clubのテーマが“As Long as the Heart”(心がある限り)なのも、2020年みたいな奇妙で混乱する年にぴったりだよね。

だから改めて、このユニークな生抽選会に参加してくれただけでなく、The Club全体を特別でファミリーの集まりのような場所にしてくれて、どうもありがとう。僕らみんなにとって、深い意味があるよ。

この章の終わり

今年7月26日にUpper Room Studioで開催した「Snowflakes in July」のライヴパフォーマンスの映像を見ながら、Alexが心の奥深くから“We All Want To Feel Alive!!!!!!”(みんな誰だって生きていると感じたい)と叫ぶのを見て、鳥肌がたったよ。とてもシンプルな言葉だけれど、その真っ直ぐな言葉と感情の深みが、僕の中で響いて、特別な思い出と言うだけでは足りないくらいの気持ちにさせる。こういう深くて真っ直ぐな言葉には、こういう身を完全に捧げた告白には、聴く人の心を変える力を持っていると気づいたんだ。自分自身が課している制限から自由になるという決意を新たにすることができるような。

Alexがそうやって叫ぶのを聴くのは、とても美しく、感動的だった。そして、何よりも、リハーサルもしなかった、即興的な瞬間に、僕らもそれぞれの方法で解放したことに感動したよ。様々なレベルで、個人的にも、そしてバンド全員で一体となって、みんなで身を任せて解放していた…それは、Alexとの歩んできた旅の個人的な記念にもなったと思う。Alexの腕の中で彼のお父さんが亡くなった夜から、僕らの新しい関係の復活まで…Alexと一緒に叫ぶことは、僕らにチャンスを与えてくれた彼へのお礼でもあった…僕らをこれまで以上に近づけた許しという贈り物への。そうして、2021年まであと12日ほどの今も、みんなで一緒にいる…!それこそ、愛の”両端”を体現するということなのさ…自分を捧げるのと同じ決意で、また自分も受け取るということ。

Alexと僕がした会話を何度も持ち出してるって分かってるけど、親友を失うかもしれないっていう経験をすると、日常のどんなシンプルな瞬間にも価値を見出すようになるんだ。だって、いつそれが奪われるか分からないからね。でも、今という瞬間の価値を見せてくれる、とても意味深い会話のやりとりがあったり、生演奏しながらAlexが叫ぶのを見て、一番はじめにAlexにしたインタビューを思い出したんだ。2018年の11月…Alexがカナダでアルバム『Windows in the Sky』をリリースしたときのインタビュー。

当時、Alexはいかなる宣伝キャンペーンもしたくないと言い続けていた。先行販売とか、ビデオとか、インタビューも当時決まっていたの以外はやりたくないと言っていたんだ。このアルバムを、Your Favorite Enemiesとしてリリースするたびに感じていた窮屈なサーカスのようにはしたくなかった。Your Favorite EnemiesのアルバムはAlexのソロより3年も前のリリースだったけれどね。かろうじて同意したのが、プライベート先行リリース・イベントだった。「Shadows of our Evening Tides」旋盤カットレコードの時に送ったニュースレターで話したイベントだよ。でも、それ以外は何もしたくないと言ったんだ。ビジネス的な側面も担っている僕は、なんとかAlexを説得して、僕らの教会スタジオでプロデュースする親密なタイプのインタビューをすることにも同意してもらった。そこではリリックビデオを通してアルバムをフルで流し、そのあとはいくつかの質問に答えるというイベント。でも、それだけ。それで終わり!

この2つのイベントのみの予定だったんだ。そして、Alexは色々な条件をつけてきた。ファミリータイプの感じにしたい、と。親密なイベントであるべきだと…。そんな風に言っていたものだから、リリース日にビルボードのトップ3に入ったとき、Alexは愛犬2匹を連れてヴァージニアの自宅へ行き、計画的に他のインタビューを避けるようになった。自分のアルバムの影響を目の当たりにしたAlexはとても動揺していたよ。あんな姿を見たのは初めてだった。話題になるのを避けるよう徹底していただけにね。

僕らは生インタビューを英語とフランス語で配信することにした。アルバムが既に60分という長さだったから、楽曲についての質問を2つに分けることにしたんだ。生リスニングセッションのあと、8曲全部を2回話すと、かなり長くなるからね。僕はすごく緊張していた…インタビュアーは僕だったんだ。Alexにインタビューするのは、とても興味深いコンセプトだけど、当時、彼がどれだけ心の脆さを感じていたかを知っていたし、何よりも僕は2002年から親友、仕事のパートナー、仲間として、とても近くにいたから、会話がどんな方向にいってもおかしくない。特に「OK,みんな、もうすぐ始まるから準備して!はい、Jeff、イントロではこのカメラを見て…Alex、テクニカルなことは気にしないで。僕らがカバーするから」って言われた時は、もう後戻りできない。いろいろな感情が配信をする中で湧き上がってくるはずだ。僕ら二人とも会話に深みを持たせるのが好きだから…

僕らを長年、応援してくれる友人やファンの人たちが何を知りたいのか知っていた。というのも、たくさんの愛とサポートのメッセージを受け取ったからね。Alexが安心できるように願うだけでなく、その新しい音楽でツアーをしてほしいということも…。Alexは、そうできると思わない胸の内を僕に話していたけれど。だから、それは答えが既に明らかだった質問だった。他には、Alexがまだ答えられないものもあったんだ…セット上の空気は張り詰めていたよ。でも、Alexはインタビューをリアルで誠実なものにしたかったんだ。あまりにも感情的になりすぎて、もしも、Alexがインタビューを途中で止めたいってなったときのためのバックアップ・プランも用意しておいたくらいだよ。このイベントを見世物のようにはしたくなかった。僕らは彼を守り、この瞬間に混ざってくれる人たちみんなに敬意を払う必要があったんだ。

Alexはとても静かだった。それは良いサインじゃないんだ。いつもなら、イベント前に、みんなと話をして、プロダクション・チームに声をかけて励ましたりするから。この時Alexは愛犬2匹と一緒に椅子に座って、ただ時間がくるのを待っているだけだった。静かにコーヒーを飲みながら。僕はアルバムのリスニング・セッションのあと、インタビューをするべきかどうか正直迷っていた。とても繊細なプロジェクトだというのは十分伝わっていたから、ただ音楽に語らせるだけの方が良いかもしれないって思ったんだ。別に空気が重かったわけじゃない。ただ痛々しい感じだった。だから、Alexに今回の企画のコンセプトのままで大丈夫か念押しして聞いてみた。彼は落ち着いたまま、大丈夫だと言った。

Alexの心の内でどんな思いが巡っているかも知っていたんだ…ジレンマは自分がそれをしなきゃいけないかどうかではなく、そうするのに適したタイミングかどうか。僕は後ろから彼を見ながら…もしも、今回のインタビューが全てスムーズにいって、それがたとえ2つか3つの質問だけだったとしても、それで良い…けど、正しい質問でなければいけない…中途半端はダメだ。生中継が始まる数秒前まで僕は躊躇っていたよ。どんな状況になっても対応できるように万全すぎるほどの準備をしてね。そうして、自分に言い聞かせたんだ。”Ok,冷静でいよう…あまり深く踏み込まずに…”ってね。でも、Alexのお父さんのことや、父親を亡くした悼み、悲しみについて話さずに、どうやって『Windows in the Sky』について話すことができる?ただ耳障りの良い浅いインタビューをするのはAlexに対して失礼だ。それに、僕は歌詞の言葉一つ一つや音色に込められた感情の全てを知るはずもない…けど、やらなきゃいけないんだ…そうして生中継の時間がきた!

生中継がどれだけ早く過ぎていったか僕は全く気づかないまま、プロデューサーが残り2分だよと合図を送ってきた。頭の中で”おぉ、なんとか問題なく上手くできたみたいだ。もう心配することはないな”って思ったのを覚えてる。そうして、”みんな良くやった!少し休憩して、フランス語バージョンのためにカメラをセットするよ”という声が聞こえた。その場にいた人たちみんなが、Alexのしっかりとした答えに感銘を受けていた。僕らはリアルな気持ちについて話して、インタビューは核心をつくようなものに思えた…Alexも良かったと言ってくれたんだ。全てがうまくいっていた。僕はフランス語のインタビューのために今一度、質問を確認した…フランス語は僕らの母語だから、大抵の場合、英語よりもやりやすいんだ。”氷”は砕けたから、みんなのストレスも和らいだのが見えた。僕は特に『Windows in the Sky』の作詞からレコーディングに至るまで、だいたい全てをカバーできたことが嬉しかった。生中継の1時間前にはそうできると思っていなかったからね。

とても良い気分で、フランス語でのインタビューについてAlexと軽い打ち合わせをした。僕が話したい事柄について伝えて、英語バージョンとは少し違うものにしたいと言ったんだ。もう既に触れたことについて、繰り返すのはなるべく避けたかった。重複は必要ないんだ。ただ、もう一度ありのままに体験したいだけ。だから、英語でのインタビューでは話す時間がなかった楽曲「Snowflakes in July」について、より詳しく聞きたいと伝えたんだ。タイトルにある背景とか、歌詞とか、ストーリーラインや、この曲に込められている意味などについて…。もしかしたら、Alexにそこまで詳しく伝えるべきではなかったのかもしれない…けど、その時はなんとなく、全てを伝えたんだ…

5 - 4 - 3…これが僕らの合図だ。そうして、再び生中継。だけど、今度はフランス語で!そうやってインタビューが始まり、僕が期待した通り、全てがとてもスムーズにいっていた。たとえ、かなり深い会話へと飛び込んでいたとしても。僕らは『Windows in the Sky』の創作へと導いたものについて、さっきとは違うアングルから話を進めていたから、よりパーソナルなものになったんだ。なぜ、Alexはタンジェへ向かったのか、心がボロボロになっていた理由、力の源をどう見つけたか、歌詞を書きたいという意志がどこからきたか…

Alexは、感情的にも体力的にも疲れ切っていたけど、もうすぐ終わりが近づいていたんだ。僕らは英語バージョンとは違う楽曲について話し、全てが正直で、赤裸々で、そこにフェイクはなかった。Alexが話している姿を見るのが、多くの人たちにとって、どれだけ大切かが分かっていたからこそ、シンプルでリアルな時間にするのが僕の中の基本だった。そうすれば、Your Favorite Enemiesに何が起きたのか理解してもらえると思ったし、なぜソロアルバムを出したのか、ほとんど休止状態だった3年間のあいだに何が起きていたのか…。その話をしていた時に、このままインタビューを終わらせるべきだろうか、それとも、セットにいた人たちから合図されていたように「Snowflakes in July」について最後の質問をするべきだろうか、とためらった。

結局、僕はオプションBを選び、「Snowflakes in July」について尋ねたんだ。そうしたら、Alexの目には不意を突かれたときの動揺が見えた…僕はなんとか、このインタビューを終わらせる方向に持っていこうと頑張ったけど、時は既に遅し…Alexの目には涙が浮かんでいた。僕の頭の中はパニックだ。”何で質問したんだ…それまでは全て最高だったのに”…親友の涙する姿なんて見たくない…しかも生中継で!Alexは何とか自分を取り戻そうと戦っていた。この状況が完全なる惨事になるのを避けるために、僕はみんなの注目を逸らすことのできる何かを探していた。けど、遅過ぎたんだ…ならば、腹を括るしかない…!

僕が内心、パニック状態になっていると、Alexは落ち着いて声を発するだけの強さを見つけ…ほとんど囁くような声で”今はその曲の話をする段階ではない気がするな。とてもパーソナルな曲で、まだ心の準備ができていないんだ。もう少し、したらね…”と言った。その瞬間には、驚くべきほどの謙虚さがあった。とても純粋な瞬間だったよ。この一瞬の記憶を、今でも鮮明に覚えてるんだ。彼が心を開いて話せるようになるのを、待っていたからね。その時は、すぐにはこなかったけど。それでも、いつか話しをしてくれる時がくることを願っていた…!

そうして、ようやくその日が来たんだ。Upper Room Studioでの生演奏セッションのパフォーマンスのあとだよ。それも、2年前に同じ質問をしたのと、ほぼ同じ場所で!というわけで、2020年7月26日、バンドメンバーたちと一緒にエモーショナルで美しい「Snowflakes in July」のパフォーマンスをしたあと、The Clubのメンバーたちに向けて限定インタビューをしても良いか聞いた。Alexは落ち着いていたよ。たった今、1時間ほどのライブ演奏とインタビューを生中継したばかりだったから、プレスのためにもっと素材が欲しいみたいな感じには、見られたくなかった。彼はもう既に、とても寛容だったから。でも、知りたいことがあったんだ:

「Snowflakes in July」の曲の最後に“We All Want To Feel Alive!”(みんな誰だって生きていると感じたい)と叫んでいたのが、とても印象的で、感動的だったけど、この言葉へと導いたものは何だったの?リハーサルしたこともなければ、この歌詞がジャムの中で出てきたこともなかった。何が起きたのか話してくれるかい?”

”心の奥深くにあるものを理解するのは難しいよ…人間的なエッセンスは、すごく流動的だから、自分たちが経験する感情を理解するのは、ほぼ不可能だ。僕らは瞬間の産物であり、点滅である。矛盾と決断と否定、解放と回復力が混ざったもの。自分たちの幻想や偽りに満ちているのと同じくらい、自分たちの真実や、しばしば隠れがちな夢のようなファンタジーにも満ちている…”

”人間の気持ちは複雑であるのと同じくらい、全く素晴らしいもので、時に不快でもある。自分の人生を他人事のように見ているだけの人たちもいれば、他人の存在をも決定づけたいと望む人たちもいる。僕らはその中でバランスを取ろうとしてるんだ。そして、音楽は本質的にスピリチュアルで、親密でありながらも、多くの人たちと体験し、交流することができるもの。だからこそ、僕にとって最も魅力的な表現方法なんだ。まるで、一瞬だけ咲く独特の美しさをもった雪の華のように…” すごく本物だ! :)

そのあと、僕らはあまり多くを話さなかった。もしかしたら、別の機会に話すかもしれないけどね…特に彼の変化が、僕らもそうだけど、まだ始まったばかりだと知っているから…

インタビュー動画シリーズ - 2018年11月

2020年が終わろうとしている今、みんなが良い休暇を過ごせるよう祈っているよ!君の心が愛と喜びと平和と、特に希望に満ちますように!2021年に君と分かち合うために準備していることを発表するのが待ちきれないよ!特別なものになること間違いなしだから、楽しみにしててね!

休暇中も、ヴァージニアにあるAlexの自宅にて、バンドメンバーみんなで過ごす時間の写真などを投稿するね。僕らにとって一番大切なものへと乾杯するよ!そうさ、人生そのもの、そして、その繋がりの力に!

この素晴らしい1年をどうもありがとう。君と分かち合うことができたのは、最高の恵だと思ってる。たとえクレイジーな状況だったとしても、それが素晴らしい本質の全てを台無しにしたわけではない…反対に、僕らの特別な繋がりが、この混乱した悩ましい時期の助けとなったと思う…!親愛なる友人たちのみんな、またすぐに会おう!!!

安全にね!

君のガイドであり友人
Jeff

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