Alexの新しいバンド👏 The Clappers 👏を説明!
Apr 08, 2025
やぁ,
元気かい?今は土曜日で、悲しい日なんだ。ヴァージニアで過ごす最後の日さ。明日モントリオールへ帰る。この悲しい知らせは、Alexの浸水した自宅の一部を取り壊して、リノベーションするチームから受け取ったんだ。僕らの新しいスタジオ/ノイズラボとなりかけていた場所の最終調整をしていたところだった。持ってきたスタジオの機材を全部、箱の中に戻して、車の中に詰め込まないといけないってことに、イライラしたし、残念な気持ちになったよ。本気で怒りを覚えたから、Alexはもっとだろうね…なんという大惨事だろう。今でも怒りが収まらない。ちょっと飲み込むのに時間がかかるな!
ガッカリしたとき、君はどうやって対処する?8人もの人間が、レコーディングスタジオに必要な機材を全部トラックに詰め込んで、14時間運転したあと、ようやく辿り着き、3日間かけてスタジオ機材を設置して機能するようにし、さぁ、サウンドチェックだっていう時に、ある人が現れて「はい、全部片付けて、パーティーは終わり」って言われたら、どう受け入れる?まさに、先週それが起きたんだ。君に送るメールを書いていたときにね。僕らが続けてきた、4月1日のエイプリルフールのカルチャーをみんなに教えていたときに…!
それで、先週の土曜日、受け取った悲しい知らせにみんなガッカリしながら、ランチをしていた。長くて重い沈黙と共に、みんな頭の中は怒りでいっぱいさ。そんな中、Alexと僕は、これまでに僕らがやってきたクレイジーでアホらしいイタズラについて話し始めたんだ。暗い雲の隙間から、美しい虹が現れるかのように、テーブルに少しずつ笑いが生まれた。
そうして、1000ドルする質問がAlexの口から飛び出した:「今年は何ができるかな?」
僕らの脳が怒りから、一気にクリエイティブモードへとスイッチしたよ!どれだけクリエイティブになれるかは、自分自身が決めることだ。でも、あの瞬間、クリエイティビティは完全にフリーエージェントだった!テーブルに着いた時よりも、もっと良い気分でその場をあとにした。そして、Alexが完全にハンティングモードになっているのを感じたよ。あらゆる可能性をディグって、制限のない、素晴らしい想像力を働かせ、きっと伝説級のエイプリルフールのドッキリを思いつくぞってね!
そして、もちろん…!予想した通り!Alexの想像力がついに発揮されて、その日の午後、こんなメッセージが届いた:「ねぇ、もうスタジオの機材片付け始めちゃった?」
最初に読んだときに思ったのは、「きたきた!」ってこと。これはまさにAlex Henry Fosterらしいやり方で、本来ならイライラやフラストレーションでみんなが暗い方向に引きずられそうな状況だったのに、彼はそれを柔道のようにうまくひっくり返して…なんだか今、とんでもなくクレイジーで楽しいことが起ころうとしてる気がしたんだ!!!
続けてAlexはこうメッセージを送った:「スタジオはそのままにして、今すぐ僕のオフィスに来て!」
こういう状況の中で、Alexからこんなメッセージが届いたら…覚悟して!その日はきっと、とんでもない展開になるよ。彼にとっては、イタズラを仕掛けるのも「本気の仕事」と同じくらい、情熱と努力、そしてこだわりが必要なんだ!
まだオフィスに辿り着かないうちから、もう既に“The Clappers!”って聞こえたからね!
Alexはノリノリだった!そんな姿、久しぶりに見たよ…!思いっきり楽しんでたんだ!
これまでAHFのライブをまだ観たことがない人のために文脈と歴史を教えよう:The Clappersは、ツアーをしていたときに出来上がったんだ。楽曲「The Hunter」の演奏中、僕らは新しいパートを作った。曲の中で、激しさとノイズの頂点に達したあと、急に全てを止めて、聞こえるのはテンポに合わせて、キックドラムが 「ドン、ドン、ドン」と鳴る音と、Benのクールで静かなギターリフのみ。そしてAlexが”clapping hands” ー手を叩いてオーディエンスにも同じようにするよう誘うんだ 👏👏 👏 ツアー中、あるとき、このThe Clappersが誕生したことを知った。それは明らかにフレンドたちの間で話題になっていたんだ…!The Clappersのグッズを作るなんて話しも聞いたけど、それはまた別のメールで!
2024年7月27日、ケルンにて、Clappers誕生の瞬間
僕がオフィスに到着してすぐ、Alexは待ちきれなかったかのようにThe Clappersのアイディアについて話した。彼のアイディアをすぐにキャッチしたから、これからの数日がどんなものになるかもすぐに想像できたよ…!Alexの様子を見せてあげたかったな!言葉が出てこなくなるくらい、笑いまくったんだ!涙が出てくるくらい笑っていたよ!それで、Alexは既にMexican Wallsについての歌詞も考えてあった(今でも何でこれを選んだのか分からないや。他にも色々あっただろうに。でも、それもまた別のQ&Aで)そして、既にメロディーラインのアイディアもあったから「スタジオにいって、グランジ/パンクな感じで、2分以下になるように作ろう!」と言った。
そして、涙を拭きながら:「マネジャーたちへのドッキリにしよう!」って言ったのさ。
土曜日の夜、日曜、月曜と取り組んで、火曜日に最終的なタッチに取り組んだ。だって、Webサイトが機能しなかったから!でも、曲に取り組んでから、Alexは他のクレイジーなアイディアを出し続けたんだ:
- ローリングストーン・モロッコのインタビュ(真面目とイタズラのギリギリのラインでなきゃいけない)
- ウェブサイト(ドメインを買って、ゼロから立ち上げたんだ)
- バンド写真(しかも、それだけじゃ物足りないからって、メイキング写真も付け加えた)
- 楽曲はキャッチーで良くなきゃいけない
- 歌詞:これはAlexらしくない歌詞でないといけなかった
- そして、レコーディング&ミキシング!
AHFの新曲を発表するのと同じ仕事量だったよ。数人の人にイタズラするためにね!Alexが何かを閃いたとき、内側から溢れる情熱は無限の源になるのさ!
ジョン・ライドンは正しかった:怒りはエネルギーだ!😈
4月1日(火)の朝、僕らはみんなでコーヒーを飲みながら、ここ数日のことに興奮し、それがどれだけ楽しかったか、Alexの笑いが止まらないことが、どれだけ最高の気分にさせてくれたか振り返った。あんなに笑い転げてるAlexを見るのは数年ぶりな気がするよ!手術前かな!でも、この日の朝はAlexの様子がおかしかったんだ。まるで何かが欠けているかのような。
自宅の一部を解体して工事を始めるために、できるだけ早く片付けたスタジオへと向かいながら、Alexは僕にこう問いかけた:
「The Clappersのイタズラをオンラインでみんなに送ったら、面白いと思う?」
これに僕はビビッときて、一気にテンション上がったんだ:
「それいいと思う!!!」
「君の面白い部分を、ソロになってから知らない人は多いと思うし、The Clubのメンバーたちに僕は君の面白さを話したばかりだから、このThe Clappers Mexican Wallsのネタを世界中の友人たちと分かち合うのは最高だと思うよ。それに、君の健康状態について心配する声をたくさん受け取っているから、元気な姿を見せたらきっと安心してもらえると思う!」
残りは知っての通りさ!今これを複雑な思いで君に話しているよ。というのも、僕らと一緒に働いてる近しい人たちの数人や、Alexを長年知っている人たちが、イタズラに引っかかったからね!そして、Alexのマネジメントチームも、もちろんイタズラを本気にしたんだ。あと、オンラインでのフレンドたちの数人もね 😅 先週僕が話したように、僕らはいつだって「やり過ぎちゃったかも」っていう域に達するのさ!
でも、そうじゃなきゃイタズラが成功したとも言えないと思う!
この背景ストーリーを君に教えたら面白いし、クールじゃないかと思ったんだ。だって、なんでこんなことしたかって、それは楽しみ、繋がり、思い切り笑うためだからね!僕らと同じくらい、君も楽しんでくれたら嬉しいし、ふざけた側面のAlexも知ってもらえたら嬉しい!このイタズラを公にすることに決めてくれて、僕は密かに喜んだよ!というわけで、アボカドを掲げ、世界の果てまで手を叩こう!だって僕らみんなThe Clappersだから!少なくとも1日だけはね!!! 🥑👏
そういえば、AlexはThe Clappersの解散を伝えたけど…その知らせも4月1日だったと思うんだよね!だから…逆にそれもフェイクかもしれないよ!そして、今、君はもう少しAlexのことを知れたから、まぁ、今後どうなるか、お楽しみに 🥳
The Clappersについて
また来週、モントリオールからね!
お互いに寛容になろう!!!
君のガイドでありチーフオペレーター
Jeff
PS:これを書きながら、もちろん「Mexican Walls」を聴いていたよ!!!