スタジオは一旦終了…!
Nov 04, 2025
こんにちは,
お元気ですか?昨日、ドラマーのオリビエがドラモンヴィルの本部に到着し、バンドはヨーロッパツアーに向けての本格的なリハーサルを始めました!!今週の日曜日にヨーロッパへと出発します。ぜひぜひ、AlexのSNSやSubstackにご注目下さい!これからたくさんの音楽や特別な瞬間が公開されていきます!
そして、先週はAlexのSubstack投稿とともに、新しいアルバムのためのスタジオ制作も順調でした!下の動画からニューアルバムの中心曲でもある「Champions of Nothing」について、チェックしてください!
動画内で話したスタジオ内潜入動画が見れる最新のSubstackがこちらです!
Jeffからの頼り
🎧 今週の音楽
The Ramones - Rocket to Russia
今朝はほんとに疲れてた…。この6週間ずっとハードなレコーディング続きで、今日の午後からはツアーの前プロダクションに切り替えるタイミング。そんな時こそ、10代の頃からずっと自分の原点でもあるパンクロックがやっぱり最高のエネルギー源だよ。
朝によっては、強いダブルエスプレッソよりも、頭を振って大声で歌うパンクの曲の方がずっと効く(笑)。うるさくて速くて、自己表現とクリエイティビティ、そしてカウンターカルチャーの塊!それこそが今の自分たちを作ってきたもので、どれだけAlexや自分のオフィスでラモーンズが爆音で流れてたか、数えきれないくらい!
「人生の成功を素晴らしい友人がいるかどうかで測れるなら、僕は大成功してる」 ― ジョニー・ラモーン
📖 今週想いを巡らせた読み物
Burning Down The Haus - Tim Mohr
僕らの間ではちょっとした「読書カルチャー」ってのがあってさ、Alexが毎年「年に少なくとも5冊は読めよ!」ってチャレンジしてくるんだよね。で、だいたいクリスマスの頃に彼が本を買ってきてプレゼントしてくれる。ちょうどその時期って、仕事もそんなに動いてなくて、ゆっくり読書に集中できる一番いいタイミングなんだ。
数年前に、Alexがすごく素敵な本をくれてさ、それが今でも自分の中で特に好きな一冊なんだけど。このメールを書いてるときにその本のことをふと思い出したんだ。読んだあとに改めて気づいたのは、パンクって単なるノイズとかカオスじゃなかったってこと。世界が声を奪おうとするときに、自分の声を取り戻すことだった。限界を自由に変えること、痛みを意味に変えること。自分がこれまで書いてきたもの、歌ってきたもの、このコミュニティと一緒に築いてきたすべての下には、いつもその火が燃えてた気がする。
東ベルリンの子たちが1曲のためにすべてをかけたみたいに、僕たちも楽だから作ってるわけじゃない。必要だから作ってる。音楽を作るのは「自由の宣言」なんだ。それは売られたりストリーミングされたりする自由じゃなくて、生きることでしか感じられない自由。ひとつひとつの繊細で反抗的な鼓動の中にあるものなんだ。
僕にとって、アートは今でも一番ラディカルな反逆の形だと思ってる。大声で叫ぶからじゃなくて、言っちゃいけないことをそっと囁くから。愛は恐れよりも強いってこと、つながりは支配よりも危険だってこと、どんな分断のシステムの廃墟の中でも希望は生き続けられるってことを伝えるから。
壊すのは簡単。でも、本物の何か人間的で、不完全だけど自由な何かが生まれる場所をつくるのは、とても難しいんだよね。
🎧 今週聞いたポッドキャスト
Turned Out a Punk - The Clash War
このポッドキャストの好きなところが2つあるんだ!まずひとつ目、The Clashはずっと自分の大好きなバンドのひとつで、昔Alex、Sef、Ben、Miss Isabelたちと一緒に過ごし始めたころ、Alexと僕はよく何時間もThe Clashのレコードを聴きながら、音楽とか社会正義とか自由について語り合ってたんだ。The Clashは僕たちの関係の核みたいな存在で、しかもJoe Strummerが亡くなったのが、まさに僕たちが本格的に一緒に過ごし始めた時期だったんだよね…。
2つ目は、このポッドキャストのホストがDamien Abrahamっていう人で、彼は僕も大好きなカナダのバンド Fucked Up のボーカルなんだ!
このエピソードでは、DamienとChris Estradaがパンクの歴史とかいくつかのバンドについて熱く議論してて、その中心にいるのがThe Clash。こういう話、僕も友達と何回もしたことあるけど、すごい楽しいんだよね。どのバンドがどれを影響したとか、誰が本物のパンクだとか…(笑)結局、誰も意見を変えないんだけど、情熱的で面白い会話なんだよ!
僕にとってはすごくシンプルで、John Lydon(ジョン・ライドン)はパンクの“頭脳”で、Joe Strummer(ジョー・ストラマー)はパンクの“心臓”!あと、僕の中ではパンクは“イギリス”、ハードコアは“アメリカ”なんだ!
もちろん、この意見について話し合うのは大歓迎だよ!!!!
📸 今週の写真
AlexがSubstackで自分自身やバンドの雰囲気、カルチャーをどんどんさらけ出すようになってから、彼の言葉を読むたびに「これについて話したい!」って思うんだ。
僕にとっての“brotherhood(兄弟愛)”っていうのは、夜更かしの騒がしさとか、気が合う安心感みたいな簡単なものじゃない。ステージを一緒に立つことやスポットライトを分け合うことでもないんだ。誰もいない暗闇の中で、互いに支え合って立ち続けることなんだよ。
Alexと僕は音楽以上のものを共有してきた。沈黙、疲れ、怒り、疑い、そして信念。全部を経験してきた。すべてが崩れ落ちそうな瞬間を何度も見てきて、そういう時こそ、本当の意味での“兄弟愛”が見えてくる。それは友情というより「信念」そのものなんだ。
本当の兄弟愛っていうのは、世界が背を向けても、お互いを前に押し出すこと。自分を見失っている時でも、「なぜ始めたのか」を思い出させてくれること。片方が重さに耐えられない時は、もう片方がその重さを一緒に背負うこと。そしてその中で、人生のバカバカしさを笑える強さを見つけること。
それはロマンチックでもセクシーでもないし、簡単なことでもない。でも確かに“本物”なんだ。そして、それこそが本当に大切にすべきものを築く“愛”なんだと思う。

💬 THE LONG SHADOWSのグループチャット
先週から、AlexがSubstackで公開してる「Champions of Nothing」シリーズがきっかけで、僕たちのチャットがとっても盛り上がってるよ!これ以上にパンクなことってある?ってくらい最高!
この一週間、Alexは「Champions of Nothing」っていう、すごく個人的で深いシリーズをSubstackでシェアしてきたんだ。それは、誰も見ていなくても立ち続ける僕たちみたいな人たちへの瞑想のようなもの。失敗の中の静かな尊厳、疑いの中の美しさ、そして“意味を諦めない”という静かな反逆について語ってる。ひとつひとつのテキストが、見過ごされがちな人たち――夢追い人、さまよう者、傷ついた者、そしてそれでも闇の中に光を持ち続ける信じる者たちへの讃歌みたいなんだ。
「Champions of Nothing」は勝利を求める呼びかけじゃない。むしろ、「騒がしいこの世界で、正直に、脆く、思いやりを持って生きること自体が勇気の証だ」っていうメッセージなんだ。不完全さの中に優雅さを見つけて、その優雅さを生き方に変えていく、そんな話。
このカルチャーを生かし続けるっていうのは、便利さに流される世界の中で“本物”を守るってこと。アルゴリズムより人とのつながりを、量産品より手作りのアートを、数字より“意味”を選ぶこと。どんな未来が待っていようと、アートは“意図”をもって作られるべきで、つながりは“自動化”されちゃいけないっていう約束なんだ。
知ってると思うけど、Alex Henry Fosterを定義してきたのは、成功とかイメージとか流行なんかじゃない。それは、心の底から信じている“Do It Yourself(自分たちでやる)”っていう精神なんだ。僕たちにとってコミュニティってのはマーケティングの言葉じゃなくて、すべてを生かしている“心”そのもの。どのライブも、僕たちが築いてきた家族への“信仰の行為”みたいなもんなんだ。不完全で、情熱的で、そして誇り高く独立してる。
これこそが、僕たちが育ってきた中で感じてきた“パンク”の意味。ファッションでも、ノイズでも、怒りでもなくて、自分が信じる世界を自分の手で作る勇気。どんなに脆くても、どんなに不可能に見えてもね。
これが、ここ一週間ずっと僕たちの会話の中心になってたテーマだよ!
お互いに寛容になろう!
君の友人でありチーフオペレーター,
Jeff
Substack更新情報

Champions of Nothing, Partie 1

Champions of Nothing, Partie 2

Champions of Nothing, Partie 3

Champions of Nothing, Partie 4