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Alex Henry to me: “That’s the reason there’s only 4 songs… Simple, right?!”

これぞAlex Henry: "それが4曲しか入っていない理由… シンプルだろう?!"

やぁ,

元気かい?今はイースター(復活祭)の日曜日の朝で、僕はデスクに座りながら、既にスコットランド出身のパンク・フレンドThe Exploitedの繊細な音を聴いて目覚め、David Olneyが1988年にリリースしたアルバム『Deeper Well』へと続いているよ…!心配しないで、チョコレートは食べてない!シンプルに音楽によって導かれる日で、僕はそれをとても楽しんでいる…!窓の外を眺めながら、君が大切な人たちと素晴らしい時間を過ごし、笑いと共に忘れられない思い出を作り、このクレイジーな人生という旅路の今をお祝いしているといいな!

さっきAlexと電話で素晴らしい会話をしたよ。Alexはまだヴァージニアにいて、自宅の残りの部分を手入れしているんだ。先週は、数名の業者さんたちが来て、壁を壊して、それと一緒に全てを(思い出もね)撤去したんだ。それは、Alexにとって、とてもヘヴィで残酷だ。僕は毎日、できるだけたくさんの愛と喜びとソウルフルな思考と笑いを送るようにしてる…!

だから、数日前に、今回書くこのClub Missive(限定メール)の時間を想像しながら、君たちが送ってくれたメッセージに目を通してみた。そしたら、同じ質問が数回届いていたんだ。アルバム『A Nightfall Ritual』には、なぜ4曲しか入っていないのか。そして、なぜこの曲たちを選んだのか?だから、この問いをAlexに送ったら良いかも、って思ったんだ。実際のところ、僕自身も理由を知らないしね!良い質問をありがとう、みんな!!!!

楽しんでくれたら嬉しいな。そして、いつでも質問やコメントや、君が聴いてる曲、プレイリストやアーティストなどを送ってね…!それを知るのは僕も嬉しいから!

 

なぜ4曲だけなのか、についてALEXの回答

コンサートをそのままフルでリリースするのがシンプルだし、論理的であるなら(リリース準備もそのままの映像を使ったりと簡単だったろう)自分のプロジェクトとなると、シンプルとか論理的と言われるものから、直感的に遠ざけようとする傾向にあることを、君も薄々感じているんじゃないかい。僕にとって本当に大切なのは、自分が提供するものが、意図的であり、目的意識を持ったものであるということ。そして、僕の意図は、従来のライブアルバムをリリースするというものではなかった…この瞬間がどれだけ意義深いものだったかについて、今の僕自身の視点と共に振り返って、敬意と感謝を表現したかったんだ…そして、この4曲を通して僕の中に芽生えた深い感覚を表現することによって、その心と魂の状態を分かち合うのがベストだと思ったんだよ…

僕にとって、創造における最も純粋な瞬間とは、「初期の開花期」と呼んでいるもので、それはまるで生きた有機体(楽曲)が形になっていく初期段階に立ち会うようなもの。僕の中に芽生えた命の火花が、自らの意思によって、自らの存在として、自由に芽吹きながら独立していく様子を目の当たりにするのは、とても魅力的だよ。そこには、自分の野心が不毛な方向へ向かってその存在の個性を否定してしまうような誘惑からも、自分の恐れに満ちた影によってその成長の可能性を奪ってしまうような“支配的な不安”からも、遠く離れた自由がある。自分の役割を“助産師”のような存在にとどめることができれば、誕生の驚きは自然とさらなる美しさへとつながっていくと知っている。ただ、それが無理なく、妨げられず、汚されることなく咲き誇るためには、時間と、思いやりに満ちたケア、そして真の意味での忍耐と自己抑制が必要なんだ。

だからこそ、新しいツアーやフェスティバルなどで演奏する機会があるたびに、ついていける新しい光の輝きを、それがほんの小さな光でも、自分の中に見つけようとするんだ。「何を与えられるだろうか?みんなが感じるべきこと、手放すべきことはあるだろうか?みんなで共有するこのランデヴーに何をもたらすことができるだろうか?」僕にとって、貢献することは必要不可欠で、自分が進むべき道や見るべきものへと導く”ヒント”が見つかるまで、ずっとそれについて考えるんだ…そして、あの"ツアー”は、とても特別な瞬間だった。だって、大切な人たちを前にしてステージに上がるのが、もしかしたら最後かもしれないと分かっていたから。目に見えないものを招待し、その場にいた全員で心の高揚を感じられる瞬間を生み出して、その流れに乗って、癒しへと身を任せるのが最後かもしれないと…僕にとっては、軽々しいことではなかったんだ。そうだったことは一度もない。でも、個人的にはもっと重大な結果をもたらしたと言えるかな。

だから、その愛の革新的なお祝いに敬意を示せるように、賛美的な謙虚さをもってアプローチしたんだ。どれほどその構成要素について思いを巡らせても、結局はあの晩に皆と共有した家族のような歓びを証明するだけでなく、父の死後に続いたすべての歩みを鮮やかに描き出す4曲として残すという考えに、何度も立ち返ることになった。タンジェで過ごした喪に服す年月、最終的に避けられなかったYour Favorite Enemiesの解散、そして再び与えられた「声」を信じるようになったこと、それに続いた豊かで深い人間的・感情的冒険。高揚感に満ちた歩みは突如として止まり、心臓手術によって現実が一変した。その手術がもたらした一時的な死、医師による蘇生処置、そして今の「再誕」へと続く道のり…

自分の精神を完全に浸すのが、かなり激しい消耗のプロセスだったことは言うまでもない。特に自分の過去と、個人的かつクリエイティブな旅路のこれからの段階を明らかにしていく中で見据えているものとの間に、はっきりとした境界線があったから。新曲「Up Til Dawn」と「I’m Afraid」が、復活の段階を最初に映し出したものである一方で、「The Son of Hannah」は、アルバム『Windows in the Sky』をリリースしたあと、初めて意識的に感じた気づきを反映してる。『Windows in the Sky』は、心の解放へと導くアルバムで、その自由への航海は、楽曲「The Pain That Bonds」の薄暗い反射から始まって、やがて希望的な変容が生まれるんだ。

ある人は、僕がこのプロジェクトを逆行するように組み立てたと言うかもしれない。でも、それは僕のヴィジョンとはまったく無縁だよ。僕の視点は直線的ではなく、過去を振り返ってたどるようなものでもない。むしろそれは常に循環的なものであって、一見すると、前に進むためには何度も出発点に戻らなければならないように見えるかもしれないけど、僕のアプローチでは、通過するたびにそれぞれの地点を再定義し、時間と空間の上で距離を重ねていくような、螺旋状に上昇し続ける動きなんだ。だからこそ、出発点がどこにあったのかは誰にも分からない。そうすることで、僕らは“原点”に戻れるという幻想的な安心感に結びついた時間的な概念を見失っていく。 同時に、到達すべき“終着点”に必要な推進力を測る必要すらなくなるのさ。だって、どのサイクルも“始まり”と“終わり”が移行的に共存しているから。そして、僕らが人生の異なるフェーズを通り抜けていく中で、似たような感覚や情景に出会うことがあるとしたら、それはかつての自分の断片であり、過去の反響であり、僕たちが「今」こうして在る自分、そして成長してきた自分、やがて変化していく自分、そのすべての一部なのさ。その変化がどれほど小さく見えたとしても、完全に同じであることはない。それは、永遠に続いていく連続性なんだ。少なくとも、自分自身の存在について、そう捉えている。



あの夜に経験した感情を特別なプロジェクトとして、形にする可能性を考えながら、『A Nightfall Ritual』という言葉が自分の中に降りてきたとき、それが目的意識を持った冒険であり、意味深いものになるとすぐに分かったからこそ、自分なりの方法でやるべきだと感じた。


それぞれの4曲が、僕の心と魂に振動する“命”の断片を包み込むものでなければならなかった。友人や愛する人たちと、それらを分かち合うという想像だけで湧き上がった感情の証となるようにと願ったよ。そのために、僕はひとつのレコードの各面に、それぞれ1曲だけを収めることにした。聴く人それぞれが、自分自身の決定的な投影を自由に描けるような、意味ある“キャンバス”として存在してほしかったから。そして4曲がひとつに再構成されたとき、それは皆それぞれの内なる「唯一性」を証明する色彩の展示となるんだ。


それが4曲しか入っていない理由…シンプルだろう?!

PS:これで、なぜ僕が授業中に発言するたびに神学の先生たちがひどく心配していたのか、そして、なぜ哲学の先生たちが僕の提出するレポートに毎回頭を抱えていたのか、分かってもらえただろう?ある人は手で触れられる真実を求め、別の人はその時々の感情的な欲求を正当化する何かを探していたんだ。面白いよね?これぞ大学の醍醐味…!

 

読んでくれてありがとう!シンプルだったろう?!あはは!いつだってそうだ!大好きだよ、Alex!

お互いに寛容になろう!

君のガイドであり、チーフオペレーター、
Jeff 

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